おひとりさまの不安を解消するコツ

不安の8割は経済問題に由来する

おひとりさまとして生活をしている人の多くが定期的に襲われることになるのが「将来への不安」です。
自分を助けてくれる夫や子供がおらず、両親も高齢になって自分が面倒を見なければいけなくなる可能性もある。
そうしたときにどう対処していけばいいのだろうと思うと気分が重く暗くなってしまいます。

しかしそうしたおひとりさま生活ならではの不安というのは、はっきり言って8割方経済問題に由来しています。
これはシングルでも既婚者でも同じですが、現在のような先行きのわかりにくい景気状況においては、仮に今の生活がそれなりに維持できていても将来まで同じように生活できるかは断定できません。

既婚者や子供が大きい人の場合は仮に経済的に困窮することがあっても、自分以外の働き手がいるという安全弁があるので不安感が少ないのです。

シングルでおひとりさま生活をしている人にとっては、自分が働けなくなったらもうそこで終わりという安全弁となる心の支えがないので、ちょっとした不安の重圧も重くなってしまいがちです。

ですがそれは裏返せば、その部分を安心できる計画を立てていけば不安感は少なくなるということです。
むしろ家族というあてになるかどうか確実ではない存在よりも、一人だからわかるお金の出入りの計算をしてそこから対策をとっていくことができます。

具体的には定期的に貯蓄をしておいたり、入院用にまとまったお金を常に口座に入れておく、または保険に加入するといったことです。

FPに相談をすることで一人で生活するにはいくらくらい必要かの試算をしてもらえるので、そこから何歳までにいくらお金を貯めるかということを計画していきましょう。

自分から作るセーフティネット

同居する家族がいないおひとりさまの場合、心の安定につながるセーフティネットは自ら作っていくことが必要になります。
万が一の事件や事故の場合、身近に助けてくれる人を作っておくことです。

具体的には入居しているマンションやアパートで近所の住民にきちんと挨拶をするようにしたり、よく行くお店を決めて顔を覚えてもらうということです。

無理に友達になろうとするというよりも、最初は会釈をしたり軽く挨拶をしたりしてなんとなく顔見知りになっておくというだけでも十分です。

より積極的に人間関係を広げることができるなら、地域活動に自分から参加してみるという方法もあります。
各自治体やNPO団体では地域の環境改善活動としてゴミ拾いやボランティア活動を主催しているので、余暇にそうしたものに参加をしてみるのもおすすめです。

地域の活動に参加をするとそのコミュニティ内の情報を多く仕入れることができるので、そこから新しい趣味の発見や人間関係の構築をしていくことができます。