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おひとりさまにおすすめ!熱帯魚の飼育方法

男性にファンが多いアクアリウム

熱帯魚の住処としてだけでなく、インテリアとしても非常に効果が高いのがアクアリウムです。
特にここ近年では男性でアクアリウムのファンが急増しており、自宅に大掛かりな水槽を設置して自分なりのレイアウトを作るという人も増えてきています。

アクアリウムは慣れてくれば沢山の種類の魚をデザインして理想の水槽を作ることもできますが、初心者にとってはなかなか敷居が高い問題がいくつもあります。

まず最初に知っておいてもらいたいのが、アクアリウムは決して安く済む趣味ではないということです。

というのも熱帯魚を飼育するための水槽にはきちんと頑丈なものを使用する必要があり、かつそこに大量の水を入れることから、台座となるキャビネットもしっかりしたものを選ばないといけないからです。

それに熱帯魚という名前の通りに水槽内の温度はかなりタイトに管理をしなければならず、冬期間などは相当電気量を必要とすることになります。

一人暮らしで熱帯魚を飼育したいと思っている人ならまずその設置場所が「騒音や振動はないか」「温度調節がしやすい場所(直射日光があたったり極端に日当たりが悪かったりしない)か」「水槽を安定させられるか」をチェックしてみてください。

それと大きな水槽をデザインするためには作業スペースも必要です。
水槽を立ち上げる時だけでなく、伸びてきた水草を除去したり汚れてきた水槽を洗ったりと、何かと作業をすることが多くあります。

そうしたときのためにも、あまりにも狭い部屋に無理やり設置するのはあまり賛成できません。

まずは熱帯魚の基礎知識を覚える

熱帯魚として販売されている種類は非常に豊富です。
しかしこの時、その魚の水生によく気をつけて選んでください。

というのも熱帯魚の種類によっては適した水の成分や温度が大きく異なる事があるので、同じ水槽で飼育するのに適さない種類もあるからです。

特に海水など塩分の高い水で生息する魚は飼育が非常に難しいので、いきなり初心者が手を出すのはおすすめできません。

最初のうちはあまり大きな水槽にするのではなく、小さめの水槽で比較的飼いやすい種類から初めてみるのがよいでしょう。

初心者向けの魚としては「カージナルテトラ」や「ネオンテトラ」といった種類があります。
こちらは鮮やかな色合が楽しく、飼育がしやすいという特徴があるので、まずは初めての熱帯魚として挑戦してみるとよいでしょう。

また熱帯魚を飼育する時には、水槽をキレイにしてくれる魚や生物を入れておくと、水槽内の環境を良くしてくれます。

特に水槽内につくコケを取り除いてくれる「ヤマトヌマエビ」や「ビーシュリンプ」などの小さなエビ類は非常に優秀ですので、ぜひ一緒に入れてあげてください。