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おひとりさまの遺言書

遺言書を残しておこう

おひとりさまとして遺言書を残しておくことも大切です。
おひとりさまなのに遺言書を残す必要があるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、結婚をしていなくても遺言書は意味があります。
それは、家族の方のために必要となるためです。

おひとりさまでもあなたを生んでくれた両親や兄弟の方がいる方もいると思います。
そうした方のために遺言書を残しておくことで、あなたがこの世を去った時に財産をどうするかを書き留めておきましょう。
その遺言書に沿って家族の方は財産を分配してくれるので、財産を処分されずに良い形で提供することができます。
最近は終活として注目されており、遺言書が必要だと考える方も増えてきています。
段々と年齢が高くなってきているおひとりさまの方はぜひ作成してみて欲しいと思います。

おひとりさまの遺言書の書き方

おひとりさまの遺言書を作成しようと思ったら、まずはインターネットで情報をチェックしてみましょう。
遺言書の書き方のフォーマットが掲載されているので、基本はそれに沿って書くと良いでしょう。
ただし、形式にとらわれるあまり、分かりにくい遺言書になるとあまり意味がありません。
なるべく分かりやすい形で書き留めておくと家族の方もそれに従って財産分与をしやすくなるので気をつけておきましょう。

インターネットなら情報は手軽にチェックすることができますし、自宅でいつでも見ることができるので、遺言書の作成は焦らずにじっくりと進めていきましょう。
そのためにも、まずは自分の財産にどんな物があるかを一通り洗い出してみることもとても大切です。
意外と自分でも気付かないものが財産になることもあるので、まずは整理も兼ねて洗い出しをすることが大切です。

ひと通りの財産を把握することができたら、いきなり遺言書を作成する前に誰に何を分配するかを決めておきます。
お金以外にも財産となるものは沢山あります。
大切なものを誰に分配するのかを紙などに書き出すと分かりやすいです。
こうして財産の把握と分配する方を決めたら、遺言書を作成していきます。
現在比較的健康な方は、近いうちにこの世を去ってしまう可能性は低めと言えます。
そのため、じっくりと念入りに作成すると良いでしょう。

こうして漏れのないように書いておくことで、相続でのトラブルを防ぐことができるのです。
最近は家族内での相続のトラブルも増えてきています。
変化の激しい時代で余裕がなくなる方も多いために起こっていることが可能性として考えられますが、やはりあまり良いものではありません。
しっかりと事前に準備をして、家族の方にも配慮していきましょう。

もしもの時のためにとても大切

遺言書は今はまだ良いのではと思う方もいるかもしれませんが、その時は突然にやってきます。
そのための準備として、ぜひ早めに行なっておきましょう。